「文明病」進化医学から現代人の健康を紐解く(食事・運動・睡眠・自然)

みなさま「文明病」という言葉をご存じでしょうか。

意味は  物質文明の発達に伴って生じる病症 という意味です。

「文明」:人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。

 

日本でも文明が発達し、十分な栄養を摂取しやすい環境になり、どんどん病気の原因も解明されています。

しかし、脳梗塞・糖尿病・ガン・認知症・鬱など現代の日本で問題になっている病気の数々は年々増加傾向にあります。

医療や薬品がどんどん発達したのにも関わらず、我々を長年苦しめているこれらの病気は増加し続けています。

 

不思議だと思いませんか。われわれは暮らしが便利になる一方で、どんどん不健康な体になっているわけです。

アフリカ人や狩猟採集民などの民族はこれらの病気にかかる割合は、先進国と比較して非常に低いようです。文明が発達していない環境では、感染病などは問題となることが多いですが、上記にあげた病気にはかかりにくいです。

 

では、狩猟採集民と私たちで異なるのはなんでしょうか。

食事内容・睡眠時間・運動量・自然とのふれあい・ストレスなどいろいろあります。

もちろん、先進国が狩猟採集民とくらべて劣っているのと言うわけではありません。

医療、物流、電子機器、食料などどれをとっても先進国の方が上です。しかし、なぜだか健康面にいては狩猟採集民に負けてしまっている現状があります。

 

すなわち「文明病」が我々を苦しめているわけです。

 

今後、文明病についても綴っていきます。

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